WordPress管理画面からデータを変更して更新しようとしたら…
『致命的なエラーをチェックするためにサイトと通信できないため、PHP の変更は取り消されました。SFTP を使うなど、他の手段で PHP ファイルの変更をアップロードする必要があります。』
というエラーが出てWordPressが更新ができない！
私の場合は親テーマのショートコード部分を少し変更しようとしたらエラーが出た。子テーマfunctions.phpの方も同じ症状でした。ただ、cssの方は問題なく更新できました。
このエラーが出たのは新しく立ち上げたばかりのWEBサイトでしたのでphpを触ったのはこの時が初。css更新は何にもエラーが出来ないので気づかなかっただけで最初から起きていた症状だったのかもしれません。
このエラーはWordPress4.9以降に実装された「コードエラーチェック」機能であり『その更新すると壊れちゃうかもしれないから辞めておきましょう』と事前にストップをかけてくれるというものらしい。
テストとしてテキスト文字1つ足しただけのエラーはそうそう起きなさそうな簡易な変更もエラーが出ました。問題ないだろう変更でも起きてしまう。
これでは今後Wordpressから更新できなくて困る。
ネットで調べてたみたところ、入れているプラグイン、マルチサイト（１つのドメインで複数サイトを運営する方法）などが更新できないエラーを引き起こす要因になっているらしいです。
ネットで見つけた改善方法を試してみた
シンタックスハイライトを無効化
ユーザー → あなたのプロフィールでシンタックスハイライトの項目（コード編集中のシンタックスハイライトを無効化）にチェックを入れる
シンタックスハイライトを無効化してもダメだった更新できず
※ シンタックスハイライトを無効化するとWordPress管理画面内検索が出来なくなったりするので機能面で便利さがなくなる。
この方法でエラー出なくなったとしても更新する時だけ無効化にした方がよさそう。
プラグインを全停止してみる → 更新成功
どのプラグインが原因なのか調べる為に1つずつプラグインを有効にしながら、PHPファイル更新ができるかどうか試す → 原因プラグイン判明
→ 原因の機能はどれかプラグインの機能をON・OFFしつつPHPファイル更新できるか試す
私は『SiteGuard WP Plugin』というプラグインの中の設定の1つ『管理ページアクセス制限』が影響して更新が出来なかったようです。
SiteGuard WP Plugin を有効化した状態でも『管理ページアクセス制限』をOFFにすれば更新できました。
※ SiteGuard WP Plugin プラグイン停止するとWordPressへのログインアドレスが変わったり、焦る事態が起きそうなので機能をON/OFFで更新できるかのテストした方がいいかもしれません
SiteGuard WP Pluginは外部攻撃からWordPressを守る管理画面・ログイン画面を保護するためのプラグインで優秀なので出来れば使い続けたかったからプラグインそのものを無効化しないとダメでなくホッとしました。
SiteGuard WP Pluginの『管理ページアクセス制限』の機能はログインが行われていない接続元IPアドレスに対してや異なるIPアドレスから「wp-admin/～」にアクセスすると「404エラー」画面を返すようになる。
IPアドレスが頻繁に変わる、複数端末や複数接続先からログインする人は管理者自身が404エラーに成り易いのでOFFにしてるかもしれないですが、
キュリティ上はONにしておきたい場合は更新する時だけ先に管理ページアクセス制限をOFFに変更して、他の時はONにしておくようにするのがいいかもしれない。
