記事を投稿する時、関連するキーワードをタグクラウド機能で付けることができます。
タグはユーザビリティ的には良い面もありますが、
キーワード詰め込み、内容が充実してないページ(少ない数の記事しかないキーワードページ)が沢山出来る、重複コンテンツとされてしまい易い等の理由からSEO的には良くないという意見もあります。
けっこう昔ではありますがGoogleの担当者がタグが大量にあるとランキングに悪影響する可能性があること、使うなら見せ方や利用する方法、タグのキーワードなどよく考えたほうがいいと言及したこともあったようで今は利用する際には気をつけないといけないようです。
(タグの数が少なければランキングにマイナスになることはないようです)
参考記事「タグクラウドをサイドバーに置いているとSEOスパム扱いされる?- Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/e/2010/08/06/8546/page/1
Do tag clouds help or hinder SEO? – Google Webmasters(YouTube動画)
https://www.youtube.com/watch?v=bYPX_ZmhLqg
サイトマップ同様タグクラウドも使わない人は使わないのですが利用する人には便利ではありますし、カテゴリにする程ではないけど関連付けと区別したい時には使い勝手はいいです。
タグクラウドを使いつつSEO対策もする手段として「noindex」を使っている管理者が多いと思います。
「noindex」タグについて
noindexとは、ページを検索エンジンにインデックスさせないために使うメタタグで「このページは検索エンジンに含めなくていいです」と検索エンジンのクローラーに知らせる方法です。
https://support.google.com/webmasters/answer/93710?hl=ja
WordPressタグクラウドページにnoindexを設定する
※ 作業が失敗した時の事も考え、バックアップを取っておいてください。
WordPressでタグクラウドページをnoindexする為の方法はheader.phpの<head>~</head>の間に分岐処理のコードを追加します。
(子テーマがあるなら子テーマの方に追記する方がいいです)
<?php if(is_tag()): ?>
<meta name="robots" content="noindex,follow" />
<?php endif; ?>
コードをheader.phpに追加したら「ファイルを更新」をクリックして内容を保存します。
タグクラウドページのブラウザでページソース(「Windows:Ctrl+U」「Mac:option + command + U」)を開き【<meta name=”robots” content=”noindex,follow” />】があるか確認し、
タグクラウド以外の他のページに誤ってnoindexHTMLが出力されていないかも念のために確認しておいた方がいいでしょう。
これで https://(ドメイン)/tag/ のURLからはインデックス対象外になります。
テーマによってはnoindex設定が初期搭載されているのもありますのでテーマの公式O&Aなどを先に確認することをオススメします。私が利用させてもらっているCocoonもタグページをnoindexにする機能があります。
WordPressテーマCocoonでタグページをnoindexにするには
ダッシュボード → Cocoon 設定 → SEOタブ → headタグ設定 → 「タグページをnoindexとする」にチェックを入れるとタグページがインデックス対象外になります。
(デフォルトでnoindexになっているので初期設定から変更していない場合はいじる必要はありません)
タグクラウドを絞って数が適切だったり、網羅性が高ければnoindexは設定する必要はないページもあるかもしれませんがSEO対策やタグを付ける際に類似ができないように管理してるのは中級者以上かなと思います。最初は深く考えず付ける人のが多そうなのでWEBサイト制作始めたばかりの時はnoindex設定しておくのが無難かもしれない。
私もタグクラウドのキーワードがゴチャゴチャしてるので整理しなければ…